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蓄電池と太陽光を同時設置するメリットは? 

公開日:2023/09/19  最終更新日:2023/09/26

同時に蓄電池と太陽光を設置する際、各製品の仕様を把握することはもちろんですが、同時設置自体のメリットやデメリットを把握することも重要です。

今回は、蓄電池と太陽光の同時設置を検討している方向けに、同時に設置する場合のメリットやデメリットをご紹介します。

すでに太陽光を利用している場合の注意点も紹介していますので、太陽光を利用中の方もぜひ参考にしてみてください。

同時に蓄電池と太陽光を設置するメリット

蓄電池と太陽光を合わせて設置するメリットを3つご紹介します。

とくに、非常時や経済面に対してのメリットが大きいため、近年目立つ災害の多さや物価高のことを考えると、蓄電池と太陽光の併用は、検討する価値が十分にあります。

停電時や災害時に電気が使えるようになる

蓄電池と太陽光を合わせて設置すると、停電や災害が発生した際でも電気が使えるようになります。

太陽光のみの場合、発電量がどうしても天候に左右されがちです。それに比べ、蓄電池と太陽光を合わせて設置することで、停電時や災害時でも電力供給が安定します。

具体的には、停電や災害時、あらかじめ蓄電池に貯めた電気を活用します。大型の蓄電池であれば、貯めた電気で1〜5日ほど生活可能です。

もともと地震や台風などの自然災害が多い日本ですが、近年では大雨での災害による停電も目立つようになりました。防災意識が高まっている現在、蓄電池は災害対策として注目を集めています。

電気代の削減や売電量アップにつながる

蓄電池と太陽光を合わせて設置することで、電気代の削減や売電量アップにつながります。
電気代削減への具体的方法は、電気代が高い時間帯に蓄電池に貯めた電気を使用することです。

電力会社によっては、深夜や早朝の電気代を安く設定している場合があります。その場合、日中に太陽光で発電した電気を使い、深夜や早朝に蓄電池に貯めた電気を使うことで、電気代が抑えられます。

また、売電量アップにつながるのは、太陽光のみよりも蓄電池と太陽光を併用する場合です。

具体的に説明すると、太陽光のみでは電気を貯めておけないのに対し、蓄電池と併用することで、日中に太陽光で発電した電気が余っても、余った電気を貯めておけます。

よって、余った電気分も売電量へカウントできるため、売電量アップにつながります。

夜でも太陽光を活用できる

前述したとおり、太陽光のみでは発電させた電気を貯められません。そのため、夜間には太陽光で発電させた電気は使えません。しかし、蓄電池と太陽光を併用することで、夜間でも太陽光で発電させた電気が使えるようになります。

蓄電池に貯められた電気を使うことで、夜間分の電気を電力会社から買う必要もなくなるため、電気代の削減にもつながります。

とくに、生活スタイルが夜型の方にはメリットになる点といえるでしょう。

同時に蓄電池と太陽光を設置するデメリット

蓄電池と太陽光を合わせて設置する場合、やはりデメリットも存在します。

導入する前に、製品の仕様をよく確認し、自宅との相性や発生する費用を確認しながら導入するかどうかを決めることが大切です。

発電量には限界がある

蓄電池と太陽光を合わせて設置しているからといって、無限に電気が使用できるわけではなく、やはり発電量には限界があります。蓄電池に貯めておける容量は決まっているため、太陽光で発電しすぎても無駄になってしまう場合があります。

とくに蓄電池に関しては、容量が大きいものであればあるほど、サイズも比例して大きくなるのが一般的ですが、使い方には注意が必要です。場合によっては、1〜2日ほどで容量がなくなってしまいます。

また、蓄電池の容量を使い切るとバッテリー上がりのような症状が発生するため、容量を空の状態にすることはできません。実際に使用できる容量の目安は、10〜90%程度です。

購入前に、使用可能な容量も確認しておきましょう。

設置スペースの確保が必要

太陽光の設置場所は屋根になるため、どこに置くかを考える必要はありませんが、蓄電池は設置場所に対する考慮が必要です。

蓄電池には、屋内に置くタイプと屋外に置くタイプの2種類ありますが、どちらも一般的にはエアコンの室外機ほどのサイズです。

とくに屋外に置く場合は、場合によっては2倍のスペースを確保する必要があります。また、屋外のタイプはスペース以外に、直射日光や温度なども考慮しなければなりません。

さらに、蓄電池の重さは60㎏〜200kgが相場です。軽くても60kgほどの重さがあるため、生活導線の確保や設置場所周辺の安全性に関しても考慮が必要です。

費用が継続的に発生する

蓄電池と太陽光を併用すると、初期費用とメンテナンス費用が発生します。

まず初期費用の相場は、太陽光の場合は120万〜170万円程度、蓄電池の場合は80万〜160万円程度です。つまり、蓄電池と太陽光を合わせて設置する際に発生する初期費用は、最低でもおよそ200万円以上は発生する計算になります。

また、両者の設置後はメンテナンス費用が発生します。メンテナンス費用の相場は、蓄電池の場合は5万〜60万円、太陽光の場合は3万円程度です。

蓄電池の場合は、保証期間内であればメンテナンス費用が無料になる場合が多く、主に修理が必要な際にメンテナンス費用が発生します。一方、太陽光の場合は、メンテナンスの頻度は3〜4年に1度が相場です。

さらに、製品自体の耐用年数を考慮すると、いずれは製品自体の交換費用も発生します。耐用年数の目安は、蓄電池は10〜15年、太陽光パネルは20〜30年です。

蓄電池と太陽光を併用する場合は、電気代の削減と発生する費用のバランスがよいものであるかどうかを計算しながら利用することが大切です。

すでに太陽光を利用している場合の注意点

なかには、すでに太陽光を利用している方もいらっしゃるでしょう。その場合、蓄電池を後に付けることになりますが、一般的に蓄電池は他社の太陽光に対応して作られているため、安心できるでしょう。しかし、場合によっては不便を被る場合もあります。

今回は、蓄電池を後に付ける際の注意点を2つご紹介します。

設置した太陽光を考慮して選ぶ

太陽光をすでに利用している状態で蓄電池を選ぶ場合は、設置している太陽光に合った蓄電池を選びましょう。

太陽光のメーカーと蓄電池のメーカーが異なる場合、太陽光の保証対象外になることがあります。

具体的には、太陽光パネルと異なるメーカーでも設置可能か、太陽光のパワーコンディショナーの経過年数、蓄電池の設置スペースは確保できるかなどを考慮しましょう。

また、太陽光と蓄電池にはやはり相性があるため、蓄電池を後に付ける前に、両者に詳しい専門家へ相談することをおすすめします。

工事費は同時設定時よりも基本的に割高になる

蓄電池を後に付ける場合、太陽光と合わせて設置する場合よりも基本的に工事費が割高になります。そのため、蓄電池を後に付けるおすすめのタイミングを見計らうようにしましょう。

蓄電池を後に付けるおすすめのタイミングは、既存のパワーコンディショナーが故障したときや寿命が短いとき、補助金の公募が始まったとき、災害対策の一環として始めたいときなどです。

実際に蓄電池を後に付ける際は、少しでも費用を抑えるために工事費を複数の会社へ見積もりをとったり、工事費とランニングコストのバランスを考えたうえで後付けを決行しましょう。

まとめ

今回は、蓄電池と太陽光を同時設置する場合のメリットやデメリットなどをご紹介しました。

蓄電池と太陽光の併用は、災害対策や電気代の削減に関してメリットをもたらします。しかし、発電量にはやはり限界があり、ランニングコストが発生するというデメリットもあります。

また、蓄電池を後に付ける場合はすでに利用している太陽光との相性を考慮し、太陽光と合わせて設置する際よりも費用が多く発生することを念頭に置いておかなければいけません。

蓄電池と太陽光、どちらの利用の際でも初期段階で費用対効果やよりよい暮らしが送れるかどうかを重点的に考え、導入するかどうかを決めましょう。

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