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蓄電池は寿命が来てもまだ使える?使用においての注意点や寿命を伸ばすコツを解説!

公開日:2024/01/15  最終更新日:2023/11/02


蓄電池蓄電池はエネルギーを貯めて使う便利なデバイスです。一度寿命を迎えた蓄電池は使えなくなるのでしょうか?実は、蓄電池の寿命には独自の考え方があり、長期間使用してもまだ利用できることがあります。この記事では、蓄電池の寿命についての誤解を解き、使い続けるためのコツをお伝えします。

蓄電池は寿命が来てもまだ使える?

蓄電池の寿命は、一般的な概念とは異なります。法定耐用年数の6年という数字は、蓄電池の製品寿命とは無関係であり、税法上の基準にすぎません。法定耐用年数の6年を超えても蓄電池は寿命を迎えないため、安心して使用できます。

寿命を迎えた蓄電池は最大容量が減る

ただし、蓄電池が寿命を迎えると、充電可能な最大容量が減少します。しかし、この減少は突然起こるのではなく、徐々にバッテリーが劣化していく過程です。

具体的な数字を示すと、10年から15年の間で最大容量は約50%から70%ほど減少します。たとえば、容量が7.0kWhの蓄電池であれば、最大で3.5kWhから4.9kWhまでの容量しか充電できなくなるのです。しかし、最低限50%以上の容量は残るため、まだまだ蓄電池としての機能を果たせます。

蓄電池は使い続けることができる

寿命を迎えた蓄電池は、最大容量が減少するものの、蓄電池としての機能は失われません。そのため、メーカー保証年数を迎えたからといって、すぐに蓄電池を交換する必要はありません。最大容量の減少は、蓄電池の効率を低下させる要因ですが、それでも蓄電池は使用可能です。効率は低下するものの、まだまだ有効に利用できます。

ただし、蓄電池が寿命を迎えていないからといって、安心して使い続けることはできません。電子部品を多く含む蓄電池は、ほかの部分が故障する可能性があるため、定期的な点検やメンテナンスが必要です。内部の基盤やパワーコンディショナーなどの周辺機器も注意が必要です。

長期間使用した蓄電池を使うにあたって

蓄電池を長期間使用する際には、その寿命に関する理解が重要です。蓄電池の寿命は、サイクル回数によって示されます。サイクル回数とは、蓄電池が残量0%から100%まで充電し、100%から0%までの放電1回を1サイクルとして、その回数を計測する単位です。通常、蓄電池は完全放電まで行わないため、サイクル回数は充放電の往復した幅で計算されます。

蓄電池のサイクル回数は、使用条件や設定によって大きく異なるものです。一般的に、蓄電池の寿命を知りたい場合、1日あたりのサイクル回数を計算することで、おおよその寿命を予測できます。たとえば、蓄電池が8,000サイクルの寿命を持つ場合、1日に1回のサイクル回数であれば、約22年間は使用できると考えられます。最近では、さらに耐久性の高い蓄電池製品も登場しており、1万2,000サイクルを謳うものもあります。

長期間にわたり蓄電池を有効に活用するためには、使用条件や設定を適切に調整し、サイクル回数を最大限に延ばすことが大切です。また、メーカーの保証情報や容量保証を確認し、寿命を迎えた場合にも利用価値を最大化できる方法の検討もおすすめします。蓄電池を長く利用するためには、寿命に関する正確な情報を持ち、適切な管理を行うことが不可欠です。

蓄電池を長く使うためのコツ

蓄電池を長く利用するために、以下のポイントに留意してください。

定期的な点検とメンテナンス

蓄電池の状態を把握し、問題を早期に発見できるように、定期的な点検とメンテナンスを行いましょう。蓄電池の性能や劣化度を確認し、必要に応じて清掃や補充を行います。

適切な充放電

蓄電池を過度に充電または放電しないように気をつけましょう。設定された充放電深度を守ることで、蓄電池の寿命を延ばせます。過度の充放電は蓄電池に負担をかけ、寿命を縮めてしまうからです。50%程度まで放電したら充電すると、サイクルの回数を減らせ劣化を遅らせます。

周辺環境の管理

蓄電池の周囲の環境条件を適切に管理しましょう。温度や湿度の管理が重要です。蓄電池は過度な高温や低温にさらされると劣化しやすくなります。直射日光の当たる場所や通気性の悪い場所、極端な寒冷地には蓄電池を設置しないようにしましょう。湿度が高い場所では内部結露が問題となり、故障や不具合の原因になる可能性があります。

容量保証の活用

蓄電池を購入する際に、容量保証を確認しましょう。容量保証には最大容量が記載されており、蓄電池の容量が減少した場合にはメーカーの保証を活用して交換費用を削減できます。容量保証の条件と期間を確認し、必要ならば定期的に容量測定を行って変化をチェックしましょう。

まとめ

蓄電池は、寿命が来てもまだ使えることがあります。法定耐用年数の6年は税法上の基準であり、蓄電池の寿命とは無関係です。寿命を迎えた蓄電池の最大容量は減少しますが、50%以上の容量が残り、機能は失われません。定期的な点検とメンテナンスが必要で、適切な充放電や周囲環境の管理も大切です。容量保証を活用して交換費用を削減し、長期間にわたり蓄電池を有効に活用しましょう。蓄電池の寿命はサイクル回数によって示され、適切な管理で寿命を延ばすことが可能です。寿命に関する正確な情報を持ち、適切な管理を行うことが蓄電池の長寿命利用の秘訣です。

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