FIT(固定価格買取制度)の終了に向け蓄電池を購入しよう!おすすめの施工業者を細かく分析!

蓄電池の種類によって耐用年数が違う?

公開日:2023/06/15  最終更新日:2023/04/28


充電することで、何回も使用が可能である蓄電池。生活のさまざまなシーンで、便利に使われています。しかし、蓄電池といっても種類があり、耐用年数は異なります。そこで、少しでも長く使用するためのコツを、知っておくとお得です。ここでは、各蓄電池の特徴や長持ちする方法をまとめたので、紹介します。

蓄電池の種類

ここでは、おもに使われている蓄電池4つの特徴を解説します。

鉛蓄電池

車のバッテリーや、非常用電源など大きなものや、広い範囲での発電が可能です。蓄電池のなかで一番古くから存在しています。マイナス極に鉛・プラス極に二酸化鉛を使用し、電解液の希硫酸との反応により蓄電します。通常、充電がフルになったあとに、充電しつづけると電池が高温になり劣化が進みます。しかし、鉛蓄電池は過充電でも耐えられる点がメリットです。

さらに、価格が手ごろであり、コスパがほかの蓄電池よりも優れています。しかし、充電がなくなったあとに放電しつづけると、性能がおちて直ることはありません。そして、破損したときに電解液の希硫酸が漏れると、とても危険です。また、極度に低温な環境での使用は、希硫酸が凍結する可能性があります。おもに、破損をいかに防ぐかがカギとなる蓄電池です。

ニッケル水素電池

ハイブリッドカーに採用されている蓄電池です。マイナス極に水素吸蔵合金・プラス極にオキシ水酸化ニッケル、電解液に水酸化カリウムなどを使用しています。ほかの蓄電池より、安全性が高く高性能であり、過充電や過放電にとても丈夫です。また、いざというときに急速に充電が可能なので、ハイブリッドカーにはとくに向いています。

さらに、使用環境の気温に影響されにくいので、鉛畜電池のような破損を心配する必要がありません。しかし、自然放電によって、充電が減ってしまうことがデメリットです。また、すべて使いきらない状態から充電をすると、電圧が低下するメモリー効果が起きます。充電速度ははやいので、きちんと使いきったうえで充電することが重要です。

リチウムイオン電池

モバイル機器のバッテリーなど、身近になりつつある蓄電池です。マイナス極に炭素材料・プラス極にリチウム含有金属酸化物、また有機電解液が使用されています。かなりコンパクトなつくりで、大容量な充電が何度もできるため、生活に普及しました。

また、メモリー効果がないこともメリットです。まめに充電できるため、スマートフォンやパソコンに向いています。安全性が高く利用ができるため、日常に最適です。しかし、過充電や過放電には、耐久性が低いので気をつける必要があります。充電が済んだら、すぐにコードをはずすことを心がけましょう。

NAS電池

大規模電力貯蔵施設への、使用目的で開発された蓄電池です。日本の蓄電池メーカーが開発・生産しており、とくに大きな電力を蓄電することが可能です。マイナス極に炭素材料・プラス極にリチウム含有金属酸化物、そこに有機電解液が使用されています。材料が豊富に存在することと、寿命が長いという点で、今後工場などの使用に期待されています。

さらに、いままでの鉛電池の、3分の1サイズでつくられていることも魅力です。しかし、300℃程度の作動温度が必要であることや、有機電解液の使用をしているため、安全管理は細心の注意が必要です。

蓄電池の種類によって耐用年数が変わる

蓄電池の寿命は、種類や使用方法、使用環境など、条件によってさまざまです。ここでは、蓄電池の寿命の目安を解説します。

サイクル回数で確認する

充電と放電のターンを1回とし、何回分使用可能であるかを、わかるようにしている仕様です。充電がカラの状態から満タンにし、再度カラになるまで使い切る状態で、1回とみなします。回数はメーカーによって異なり、使い方や環境にも左右されます。そのため、メーカーの指定する使用方法を正しく守ることで、最大限の回数を使うことが可能です。

法定耐用年数は目安までに

物品にたいして一般的な使用をし、資産になる年数を『法定耐用年数』といいます。国税庁が物品ごとに年数を定めており、蓄電池の法定耐用年数は6年です。企業が蓄電池を購入した場合、6年間は使用できることを見込んでいます。

しかし、蓄電池はあらゆる条件で寿命が変化しやすく、6年持たないこともあります。企業が蓄電池の購入にあたり、経費計上の目安にすることだけが、法定耐用年数の目的です。実際、メーカー保証が10年ということもあるため、6年以上使用しても問題ないこともあります。リアルな耐用年数は、メーカーの提示を目安にしましょう。

適切な商品を選んで長く安く使うことが大切!

条件次第で蓄電池の寿命は延びるため、意識して使ってみましょう。ここでは、長持ちのコツを紹介します。

種類で気をつける

使い切る前に充電しても大丈夫なタイプと、機能が悪くなるタイプがあります。そのため、用途によって、種類を変えましょう。とくにニッケル水素電池は、極限まで使いきることが重要とされています。

温度からのダメージ

とくに寒冷地に弱いもの、または高温が必要なものもあります。場合によっては、破損の原因になるため注意しましょう。また、定期的なメンテナンスも必要です。屋外においたまま使用する電池は気をつけましょう。

充電のコツ

パソコンやスマートフォンなど、一番身近なリチウムイオン電池は、半分くらい電力消費したところで充電することがおススメです。カラの状態から充電するよりも、電池への負担が軽くなります。すこしでも負担を軽くすると、長持ちするため意識しましょう。

まとめ

蓄電池はくらしに貢献しており、なくてはならない存在です。近年では家屋や車に対応する、大型なものが注目されています。また、蓄電池は自然エネルギーと併用しても、充電が可能です。省エネの観点からも、非常に注目されています。大阪では、蓄電池施工業者が多数存在し、一般家庭にも設置可能です。日頃の電力を、自然エネルギーでまかなうシステムは、今後普及していくでしょう。

【大阪】蓄電池購入におすすめの設置業者!

イメージ
会社名蓄電池専門店とくとくショップ
(株式会社 和上ホールディングス)
エコ発電本舗
(株式会社ゼロホーム)
エコ突撃隊
(株式会社ステイ)
特徴ありとあらゆるサービスが充実! 実績豊富なショップ全国区の技術力に定評のある業者お客さま満足度98%、経験豊富でおトクな業者
詳細リンク公式サイトはこちら公式サイトはこちら公式サイトはこちら

おすすめ関連記事

サイト内検索