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家庭用蓄電池の一般的な寿命とは?長期間使うためのポイントも解説!

公開日:2021/10/15  最終更新日:2021/11/29


皆さん家庭用蓄電池というものをご存じでしょうか。近年では自宅で太陽光発電を行うケースも増えており、家庭用蓄電池の関心が高まっています。ただ導入についてはその寿命を気にされる方も多いかと思います。そこで今回は家庭用蓄電池の一般的な寿命と長期間使うためのポイントについて解説していきます。

家庭用蓄電池の一般的な寿命

蓄電池の寿命はメーカーや機種、使用する環境、使用方法によって異なりますが、一般的に以下といわれています。

・鉛蓄電池:17年
・ニッケル水素電池:5~7年
・リチウムイオン電池:10年
・NAS電池:15年

■サイクル回数

蓄電池の寿命は「サイクル回数」で決まります。「サイクル回数」とは聞きなれない方も多いのではないでしょうか。サイクル回数とは、蓄電池の充電と放電の1セットを1サイクルとして、充放電を何回まで繰り返すことができるかを示した単位を指します。

蓄電池の完全放電、満充電、完全放電で1サイクルになります。通常の使用ではあらかじめ蓄電池に設定した(たとえば30%)放電深度に応じた残量までしか放電されませんので、単純な充放電1回だけでは1サイクルに達しません。

ですので、実際は充放電の往復した幅の積み上げでサイクル回数を算出します。そのため、サイクル回数は設定した放電深度のほか蓄電池の使い方、使用環境のような条件によって大きく変わります。ですので、実際には先ほど説明した一般的な寿命にすべて当てはまるわけではなく、「サイクル回数」が重要なことを覚えておきましょう。

家庭用蓄電池の寿命を延ばすテクニック

蓄電池の導入にはコストがかかるので、せっかく導入するのであればできる限り長く使いたいですよね。蓄電池は寿命を迎えると性能が低下し、場合によっては蓄電池として充分な機能を果たせなくなることもあります。

ただし、蓄電池の寿命は前述した通り使用する環境、使用方法によって大きく変動します(サイクル回数)。ですので、家庭用蓄電池の寿命を延ばす(≒サイクル回数を増やす)テクニックについて説明します。

■過充電、放電を行わない

蓄電池の寿命を延ばすためには適切な電圧をキープすることが重要です。ですので、過充電や過放電を避け、メーカーの推奨方法に従って使いましょう。

■高温になる場所での設置を避ける

蓄電池は高温条件に強くないため、直射日光が当たり高温になる場所には設置をしないよう心掛けましょう。また蓄電池そのものも発熱を伴うため、冷却装置を利用して高温にならないようにしましょう。

■定期的にメーカーのメンテナンスを受ける

蓄電池を長期で使用していると使用方法、使用環境に気を付けていても少しずつ劣化をしていきます。蓄電池の購入時に信頼できるメーカーを選び、適切な点検やメンテナンスを受けることで寿命を延ばすことが可能となります。

買い替える際の蓄電池の選び方のポイント

蓄電池を長く使用して、劣化してきたな、と感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。とくに太陽光発電と蓄電池を併用されている方で、蓄電池の寿命を迎えた方は買い替えをおすすめします。寿命を迎えても蓄電池が使用できなくなるわけではありませんが、最大容量が減少するため電池の持ちが悪くなります。その状態で蓄電池を使用し続けると、エネルギー利用効率や収益性に影響を与えかねません。

そこでここでは、買い替える際の蓄電池の選び方のポイントについて解説していきます。気を付けるポイントとしては以下3つです。

・使用可能サイクル回数
・超寿命と長期間保障
・蓄電容量

それでは詳細を説明します。

■使用可能サイクル回数(長寿命)

先ほど説明しましたが、蓄電池の寿命は充電と放電を1セットとしたサイクルを繰り返すことができる回数によって計られます。蓄電池の寿命を計るサイクル回数は使用する電池の種類やメーカーによって異なりますので、充分理解した上で長寿命品を選択することをおすすめします。

■長期間保障

長寿命と重なりますが、サイクル回数が多い機種は保証年数が長いことが多いです(たとえば15年)。このような長期間保障の蓄電池を選ぶことで、10年以上経ってもエネルギー効率を保ったまま利用ができます。

蓄電容量

蓄電容量は電気内部にどれだけの電気を貯められるのか、その量を示します。蓄電容量に対して電力使用量が大きい場合、何度も充電をする必要があるためサイクル回数が増加し短い期間でも蓄電池の寿命がきてしまう場合があります。各ご家庭の電力使用量に応じた蓄電容量を兼ね備えているものを選ぶことが必要です。

 

今回は家庭用の蓄電池について寿命と長期間使うためのポイントについて解説しました。蓄電池に明確な寿命はありませんが、サイクル回数を意識して長持ちさせる使い方をするよう心がけましょう。また、蓄電池に寿命が来たときはエネルギー効率の観点から買い替えることをおすすめします。本記事で解説した点を心に留めて新たな相棒を探してみてはいかがでしょうか。

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