FIT(固定価格買取制度)の終了に向け蓄電池を購入しよう!おすすめの施工業者を細かく分析!

蓄電池は買うべきか?導入メリット・デメリットを比較

公開日:2020/10/15  最終更新日:2020/11/16


電気料金の値上が続く中、太陽光発電と蓄電池を導入して節電する世帯が増えつつあります。加えて2018年に去来した台風で、大阪・京都など広範囲にわたって停電が生じたことにより、蓄電池の必要性が見直されました。ここでは蓄電池が注目されている理由と導入のメリット・デメリットをご紹介し、買うべきかどうかを解説します。

蓄電池を買うべきか?導入が増えている理由

これまでも蓄電池市場は堅実に成長していましたが、ここ数年で顕著に伸び始めました。導入人口が急に増えた背景には、2019年に固定買取期間が終了する人が50万人以上にものぼること、蓄電池の補助金が4年ぶりに復活したことが挙げられます。住宅用の太陽光発電は、設置した時から10年間は国の買取制度によって守られていますが、期限が終了すると電力会社との自由契約となります。

1kWhにつき48円という高い価格で売電できるというのが固定買取制度の強みでしたが、電力会社の各社の買取相場を見ると9円前後という低い額です。これまでの48円という価格から考えれば、大幅に売電価格が落ちてしまうことは免れられません。ここで蓄電に白羽の矢が当たった理由は、太陽光発電と併用することにより自家消費が可能になる点です。

投資目的に使えるほどではありませんが、家庭で自家消費する分には充分であり家計の大幅な節約となります。導入が増えている理由に、家庭用蓄電池に補助金を出している自治体も存在する点が挙げられます。大阪府内で補助金を出している自治体は南大阪の岸和田市と貝塚市、北大阪の茨木市と高槻市です。

加えてメーカーからさまざまな性能・種類のモデルがリリースされていること、そのおかげで多くのニーズに対応できるようになったことも導入が増えた理由の1つです。もちろん冒頭で述べたように、大阪府で大きな被害を及ぼした台風をはじめ、災害対策としての需要が高まったのも増加の一端となっています。

蓄電池の導入で得られるメリット

蓄電池を買うべきか悩んでいる方のために、導入するメリットを見ていきましょう。まず多くの方の導入理由となっているのが、停電時でも電気が使えることが挙げられます。もしもの時も太陽光発電で生み出した電気を貯めておいて、必要な時に使うことも可能です。たとえば蓄電用量が7.2kWhの場合、満充電の際は冷蔵庫を半日間使用できます。

充電はわずか3時間で完了するため、照明器具と冷蔵庫を夜間に稼動しても大丈夫です。太陽が出ている時間帯であれば携帯電話を充電して、外部との連絡手段を途切れないようにすることもできます。北海道で長期間の停電に遭った方が、必要性を痛感してすぐに導入したという事例も少なくありません。

太陽光発電と併用することで自家消費ができるようになる点もメリットの1つです。太陽光発電システムのみの状態よりも、併用した方が自家消費の比率を高めることができます。固定価格の制度が終了する家庭はもちろん、普通に電力会社から購入している方はとくに電気代は割高になっていく傾向にあります。

太陽光発電で発電した電気を売るのではなく、蓄電システムを導入してお得に自家消費しましょう。なお導入することで、電力会社との契約は深夜料金が割安のプランに切り替わります。オール電化を導入している方は据え置きですが、それ以外の方は上手くやりくりすることで何倍にもコストカットが可能です。太陽光発電の電気を夜に使って、深夜は安くなった電力を太陽がまだ昇らない早朝に使うことにより大幅に節約できます。

蓄電池の導入で懸念されるデメリット

蓄電池を導入するメリットはたくさんありますが、反対のデメリットの面も見ていきましょう。まずは太陽光発電システムを導入する際と同様の問題ですが、初期投資費用が必要という点です。機種やシステムの規模・条件によりますが、100から220万円前後が相場となります。

初期投資額の負担を軽減するポイントとしては、ローンの活用が挙げられます。今から太陽光発電と一緒に導入する予定であれば、2つ合わせてローンを組むことが可能です。また既に太陽光発電を設置している方は、単体でもローンを組めるため安心してください。

次に充電をする電池という性質上、月日が経つごとに訪れる劣化を免れられない点がデメリットとして挙げられます。通常の家電製品に使用されているバッテリーと同じように、充放電を繰り返すことで劣化し蓄電容量は徐々に減っていくからです。電池の劣化スピードは機種やメーカーによって違うため、価格に加えて選ぶ際の判断基準に加えておきましょう。

なお太陽光発電システムと同様に、設置スペースが必要となる点も懸念事項です。10年以上使用できるため、その分スペースを確保しておかなければなりません。屋内に設置する場所を確保できない場合は、屋外に設置可能な製品を選ぶとよいでしょう。もしくは屋内に向けて設計された製品で、コンパクトなタイプを選ぶのも1つの手段です。

 

蓄電池は自然災害の対策や太陽光発電の補助目的で需要が高まっているものの、全体に普及するに伴い価格が下がるため今が買い時ともいえます。太陽光発電と同様に、ある程度普及と価格低下が進めば補助金が打ち切られる可能性も高くなります。災害対策や太陽光発電の導入を予定している方は、ぜひ蓄電池の購入を検討することをおすすめします。

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