設置工事の流れ~契約・設置手順・作業時間など~
大阪で太陽光発電を導入して電気を作る場合は、昔のように売電がそれほど期待できないため、電気を貯めることに力を入れる必要が出てきています。電気を貯めるためには、基本的に蓄電池を導入する必要があります。
では、蓄電池設置工事自体はいったいどのような流れになるでしょうか。
まずは申込書類の作成からおこなう
これから蓄電池を導入する場合には、最初に書類の作成からおこなわなければいけません。書類は、申込書と呼ばれるものを利用してそれを作っていくわけですが申込書類と設備認定そしてローンを利用する場合にはローン用紙と呼ばれるものに記入していくことが必要になります。
ローンを利用する理由は、蓄電池そのものが安いわけではないからです。10万円以内で利用することができる場合にはローンを組む必要はないかもしれませんが、たいていの場合自動車を一台購入するぐらいの金額になりますので、ローンを組む人も少なくありません。ある意味、一大決心とも言えるわけです。
このときに利用するローンは、住宅ローンとは異なりリフォームローンと呼ばれるものになります。これにより、金利が多少高くなりますが、短期間で返済をするため確実に返済できる場合に利用するべきです。申込書類を送付した後数日経過してから、現地調査の日程を打ち合わせします。
工事日などを決めていき、具体的に計画のなかに落しこんでいきます。おおむね、この段階で工事の日程が決まるといってよいでしょう。その後、現地調査をおこなっていくわけですが、現地調査自体は1時間ぐらいで終わることがほとんどです。
調査をする目的は、本当に蓄電池を設置することができるかの確認や、設置する場所など少し細かいことを知られてきます。たいていの過程では、導入すること自体問題ありませんので、調査そのものも問題なく終わることがほとんどです。
契約をしていくときに気をつけること
設置場所が決まれば、おおむね契約が終了したも同様になります。業者が来たときに、契約書類を記入しておかなければいけませんが、契約書類を記入するにあたり、金額がいくらになるかを明確にしておくことが重要です。
たいていは、事前に見積もりをおこなっているためその金額に基づいてお金が請求されることになりますが、業者によっては追加料金などを請求してくる場合があります。追加料金を請求される場合には、事前にそのような契約内容になっているかを確認しておくべきです。
一回だけ請求されるならばわかりますが、業者によっては何回かに分けて請求してくることがあります。また、そのとき請求してこなかったとしても、後日請求してくる可能性もあり得るでしょう。例えば、設置工事をするとき何らかの不都合があった場合です。
この場合には、業者側としてもうまく設置できない可能性があり追加料金を請求することになるわけですが、その料金の負担が大きいとすれば当初計画していた金額から大きくずれてしまうことがあり得ます。いずれにしても、契約書をもらう段階で追加料金がないところを選ぶのが一番です。
たいていの場合1日で終わる
蓄電池の設置の工事に関しては、それほど大掛かりになるようなことはないでしょう。多くの場合は、朝の9時位から工事がスタートして夕方には終了します。工事に関しては、わざわざ引っ越しが必要になるほど大掛かりにはなりませんが、一時的に電気を止める場合もあり、そうなるとその時間帯は電気を使用することはできません。
そして工事の最後の方には、蓄電池の動作テストと操作方法を業者から説明されます。その後、設置が終了した後に補助金の申請をする人もいるでしょう。ある程度大きな金額の買い物になるため、補助金が出るかどうかはとても重要になります。
補助金申請に関しては、工事に伴い業者の方でおこなってくれることが多いため、可能な限り業者が帰る前に話をじっくり聴いておくことが必要になります。業者によっては、契約の段階で申請書などを渡してくれることもあります。
大阪で蓄電池を設置する場合には、まず業者との打ち合わせからスタートします。このとき、必要な書類を作成することになりますので、わからないことがあれば事前に聞いておくことが必要です。ローンを組む場合には、書類作成時に話を聞いておくべきです。
場合によっては、ローンを組むことができない可能性もあり得るからです。数日ないしは数週間後工事がスタートし、たいていその日のうちに終わることが多くなります。もし、補助金を申請する場合には業者が帰るまでに申請の仕方を聞いておきましょう。