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蓄電池の定期点検は法令で義務づけられている!点検しないとどうなる?

公開日:2023/01/15  最終更新日:2022/12/16


地震や大雨などへの備えはできていますか?食料の備蓄や防災リュックなどはしている方が多いですが、エネルギー供給が絶たれてしまった時の備えは充分でしょうか?近年、自宅に蓄電池を置くことで停電時に電気を供給できるようなってきています。蓄電池とはどのようなものか、知らない方、設置しようか迷っている方などに向けてご紹介します。

蓄電池は定期点検が義務づけられている

蓄電池は点検が義務付けられています。具体的な点検方法について解説します。

2週間~1か月での点検

2週間から1か月ほどの短いスパンで点検をする必要があります。この点検は、点検する人を呼ぶ必要がなく日常的に行うものです。目視で変わったところはないか、メーターは異常な値を示していないかなどをチェックします。

バッテリーが膨張しているのに気がつかず放置してしまった、引火しやすいものを近くに置いてしまったなどが原因で大きな事故につながる可能性があるため、しっかり確認するようにしましょう。また、少しでも気になることがあったら業者に検査を依頼してください。短いスパンでの点検はついついさぼりがちです。月初めに必ずやる、スケジュールを登録しておくなどして、やり忘れを防ぎましょう。

半年での点検

半年ごとに行う点検は点検する人を呼んで行います。外側から見て変わったところはないか、機能が損なわれていないかを調査します。機能に問題がないか確認するため、蓄電池の中の部品や電圧のチェックが行われます。点検をやらないままにしておくと、不具合が起こったり、いざという時に使えなかったりする可能性が。火災の危険も高まりますので点検をしっかり行ってください。

1年での点検

1年ごとに行う点検は、機器に不備がないか、発火しやすい状況にないかなど総合的に点検を行います。検査員を呼んでの作業になるので、忘れないようにしましょう。点検作業がしやすいよう、蓄電池の周りには物を置かないようにしてください。普段から物を置かないよう意識しておけば火災が起きた際にも引火を防ぐことができます。

蓄電池に関する法令

蓄電池の点検は法令で決められています。どのような法令が関係しているのか解説します。

電気事業法

600V以上の電力を充電できる蓄電池に関して、日常的な点検を電気事業法で義務付けています。

消防法

消防設備点検資格者、蓄電池設備整備資格者が点検作業を行うことを義務付けています。

建築基準法

建築士、建築設備検査資格者が点検作業を行うことを義務付けています。検査報告書を提出する必要があります。また、すべての法令に共通して選任された電気主任技術者が監督し、検査員が点検をすることになっています。

蓄電池を点検しないことによるリスク

蓄電池を点検しない放置するとどんなリスクがあるのでしょうか。具体例を解説します。

使いたい時に使えない

蓄電池は日常的に使う家電などと違い、緊急時に使用するものなので、点検しなくても大丈夫だろう…と点検をおろそかにするといざという時に使えない場合があります。周囲の温度が蓄電池の使用範囲外の温度のままにしていた、充電が不充分、蓄電池の寿命がきているのに気がつかない、不良の蓄電池が混入してしまっているなどの理由から、緊急時に蓄電池を使おうと思っても発電機が動かなかったり、照明がつかなかったりなど不具合が起きてしまうかもしれません。せっかく蓄電池を自宅に設置しても、緊急時に使用できないのであれば設置した意味がありません。しっかり点検し、いつでも使用できるようにしておきましょう。

発熱する

接触不良、過大電流が流れているといった場合には、端子やナットなどが発熱します。そのままにしておくと、加熱が進み蓄電池が壊れたり、機能が止まったりしてしまうため、点検で早めに異常がないかチェックしておくことが大切です。

火災が起こる可能性がある

蓄電池から漏電が発生すると、火災につながる可能性がわずかですがあります。古くなった蓄電池は使用し続けないで、新しいものと交換してもらうようにしてください。

蓄電池を長く大切に使うコツ

蓄電池は点検が大切ですが、長く使うためのポイントがあります。具体的に解説します。

換気のよいところに置く

蓄電池を設置する際、は屋外に通じる換気設備を設けることとされています。火災の危険を防ぐために換気しやすいところに設置しましょう。

気温の変化が激しいところには置かない

バッテリーの温度変化が繰り返されると劣化が進んでしまいます。寒暖差の激しい地域は室内に蓄電池を設置したほうがよい場合があるため、設置の前に家の環境を確認してみてください。

不安定な場所には置かない

不安定な場所に設置すると、倒れたりして故障の原因になります。安定した場所がない場合はコンクリート板などを設置に場所を作りましょう。

浸水しやすいところには置かない

浸水すると、蓄電池が利用できなくなったり、故障してしまったりする可能性があります。高い場所に設置する、壁掛け型にするなどの対策をとりましょう。

まとめ

蓄電池は停電した時に電気が使えるようになるため、いざという時の備えになります。しかしこまめな点検が必要だったり、設置する場所に気をつけたりする必要があるなど、利用に注意点の多いものでもあります。きちんと点検し、いざという時に問題なく使えるよう整備しておきましょう。蓄電池の点検と一緒に、食料の備蓄や防災バッグの確認なども行うとより防災意識が高まります。

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