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HEMSと連携して効率的に蓄電システムを利用しよう!

公開日:2020/02/15  最終更新日:2020/04/21

HEMSと言う言葉を聞いたことがある、と言う方は少なくないはずです。しかし、これが何かについては、良くわからなかったり、忘れてしまった方もおられるのではないでしょうか。

この記事ではHEMSの意味や、どのように実現していくかを見ていくことにしましょう。

まずは意味について判りやすく紹介

HEMSは「Home Energy Management System」の頭文字を取って作られた言葉です。ホームエネルギー・マネジメントシステムと言うことで、住宅の電気エネルギーを管理し、省エネ・節電に繋げるためのシステムとして知られています。ちなみに、読み方は「ヘムス」です。

具体的にどんなことをするのかですが、これは「見える化」と家電や設備の「自動制御」の二つがキーワードになります。まず、「見える化」については家電の他に、電気を使う設備などを管理システムに接続し、その電力使用量をモニターしようと言うものです。

こうすることで、どこでどれだけの電気が使われているのかを視覚的にチェックできますから、節電対策を計画しやすくなる効果があります。ドライヤーを使いすぎているとか、意味のない時間に証明がつけっぱなしになっていると、モニターで把握できるのです。

もう一つの「自動制御」は、家電や電気設備をコントロールするための仕組みとなります。こちらも家電類を接続するところまでは同じですが、その動作を調節したり、電源のON/OFFを切り替えるのが目的です。これは手動で実施するものと、AIなどを使ってオートメーションで実施するものがあります。

手動の場合はスマホやPCから、エアコンや証明のコントロールをおこなうことが可能です。外出先からも操作できるので、それだけ無駄な電力を省けると言うことになります。現在はAIなどを使って、自動で操作することもできるようになってきているようです。

近年は蓄電池と太陽光発電を使って、自宅でエネルギーを作り、それを利用する動きが活発となっています。そこで電力をきっちりと把握し、制御していけば、例えば太陽光で作ったエネルギー分だけに使用量をおさめたいときにも役立つわけです。

注目度が高まった背景と政府の目標

HEMSを導入すれば、大きな節電効果が期待できることになります。節電できれば家計にとって大きなメリットがあるのが当然ですが、それ以外にも大切なポイントが多数あり、政府もこの考え方を推進しているのです。

まず、知っておきたいのは日本の電力自給率についてとなります。自国の資源でどれだけの電力を賄えるかを想像してみて下さい。実は、その量はわずか20%に過ぎないのです。食料自給率が4割で、こちらの方も何かあったら大変だとよく指摘されていますが、電力自給率についてはその比ではありません。ほぼ完全に海外に依存している状態と言って良いでしょう。

この海外依存には大きな問題があります。最初に資源の有限性で、このために将来、資源国が輸出を渋ったり大幅な値上げに踏み切る可能性は否定できません。また、海外で戦争が勃発したりすると一気に情勢が悪化して、資源が入ってこなくなる可能性もあります。

従前のオイルショックの混乱についてはご存知の方が多いと思いますが、結論として、海外に依存している状態では、何かの拍子に似たような事態に陥りかねないわけです。それでは、今のところは問題ないかと言うと、そうでもありません。海外からエネルギーを買っているわけですから、電気を使えば使う分、日本のお金が海外に流れてしまっているわけです。これは経済的には好ましいこととは言えません。

資源国では自前の安い電気で経済をまわしているので、国際競争を見てもその分は有利です。もちろん、近年の資源保護の機運の高まりも、政府が気にしているところとなります。これらの理由で政府は2030年前に全国の家庭のほぼ全てに、HEMSを普及させたいと考えているのです。

日本は同時に、温暖化ガスの排出量を2030年にまでに大幅に削減し、電力自給率を25%まで上昇させたいと目論んでいます。これらの目標を達成するためにも、省エネ・節電に繋がるHEMSの普及は重要課題となるわけです。

HEMSを始めるのに使用する機器

HEMSを始めるのに必要な機器は、主に三つとなります。まず、住宅分電盤に電力測定器を取り付けるのが一点目。こちらは対応分電盤に切り替えることもできます。手軽なものではコンセントに差し込んで使うものもあり、割と自由に選べるようになりました。

二点目は無線接続用の親機です。これを使って各家電機器をインターネット接続し、使用電力量の監視やコントロールをおこなっていきます。

最後にモニターが三つ目で、これは専用のものもあれば、テレビなどを使うことも可能です。製品タイプによっては別の場合もありますので、電気店などで確認してみると良いでしょう。

 

節電対策に有用なHEMSについて紹介してきました。家庭で導入するにはいろいろな機器が必要ですし、これらのセットアップも大切です。少々わかりにくかったり、設定が難しいと感じられるかも知れませんが、そんなときにはプロの業者に相談してみるのがおすすめでしょう。

大阪にはHEMSの実現をサポートする業者がありますので、どんな機材を使うとどのような効果が得られるのかや、インターネット接続についてなど、詳しくアドバイスしてくれるはずです。

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