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蓄電池の基礎知識【kwとkWhの違い】を解説!

公開日:2019/11/15  最終更新日:2019/11/20

太陽光発電で発電した電気を貯めることができる蓄電池を設置しようと考えている場合は【kw】と【kWh】の違いを知っておく必要があります。ここでは、その2つの単位の意味や、出力・容量の選び方について分かりやすく紹介します。

「kw」と「kWh」は何が違うのか

太陽光発電に使われる蓄電池を選ぶときは、「kw」と「kWh」というよく似た2つの単位に出くわしますし、何が違うのか分からないという人も案外多いかもしれません。簡単に言ってしまえばkwは「出力」kWhは「容量」というものを意味する電気の単位になります。

「出力」とは、一度に出すことができる電気の量であり、蓄電池の場合であれば数値が大きいほど多くの電気を一度に使えるという意味になります。イメージとしては、水道の水をちょろちょろと流したり、勢いよく流したりすることを頭に思え浮かべれば分かりやすいかもしれません。

次に「容量」とは、一度に充電したり放電したりすることができる電気の量という意味であり、この数値が大きいほどたくさんの電気を貯めることができるようになります。この容量というのは、コップやバケツといった容器の大きさによって、貯めることができる水の量が違うといったことをイメージすると分かりやすいでしょう。

ちなみに「k」は1,000倍(数値×1,000)を表す単位であり、「h」は1時間あたりどれぐらいかという時間を意味するものになります。そのため、出力が1kwという場合は、消費電力が100Wの電化製品を同時に10個稼働させることができるということになるでしょう。

そして容量が1kWhであれば、消費電力の合計が1000Wになる電化製品を1時間使えるという意味になります。このように、これら2つの単位はお互いに関連はしているものの、全く違う単位だということが理解できるでしょう。

「出力」はどうやって選んだらいいのか

太陽光発電で使う蓄電池を選ぶ際は、先ほど紹介した出力と容量が重要になりますし、適切な量(数値)のものを選ぶ必要があります。出力や容量の量が小さすぎると使える電気が少なくなりますし、逆に大きすぎると購入費用が高くなってしまいます。

まず「出力」の量をどう選んだらいいかということについては、停電したときにどれぐらいの電気が必要になるのかということを考えるとよいと言えるでしょう。地震や台風といった災害時には、電力会社からの電気が止まって停電してしまうことがありますが、そうした場合の備えとして考えるのであれば1500Wあれば十分だと言えます。

停電時にも使いたい電化製品としては、冷蔵庫や照明、そして情報収集のためのテレビなどがありますが、そうした最低限必要な消費電力を合計しても300W程度で済ませることができるからです。しかし、炊飯器やエアコンといった消費電力が大きい電化製品を使いたい場合は、1500Wよりも大きな出力が必要になるでしょう。

蓄電池には出力が1500W~3000Wのものがあり、災害時などの最低限の備えとして考えるのであれば出力は1500Wでもよいと言えますが、余裕を持っておきたいという場合は大きめの出力のものを選ぶ必要があります。

「容量」はどうやって選んだらいいのか

蓄電池の「容量」については、太陽光発電の余剰電力がどれぐらいあるのかということを一つの目安にするとよいと言えます。余剰電力とは、昼間に発電した際に家庭で使いきれなかった電力のことであり、さらに言えば電力会社に売電することができる電力ということになるでしょう。

そのため、これまで売電していた電気を蓄電池に貯めて夜間に使うというのであれば、これまで売電していた分の電気(容量)を目安にすればいいということになります。例えば、1年間で1500kWhを売電していたのであれば、その1日分にあたる4.1kWh程度が目安になります。この余剰電力から容量を考える方法は、単に昼間貯めた電気を夜に使いたいという場合に向いていると言えるでしょう。

しかし、地震や台風といった災害時の備えとして考えるのであれば、もっと大きな容量のものが必要になってきます。災害時の停電が1日か2日で復旧するのなら、それほど大きな容量でなくても対応することができるかもしれません。しかし大きな災害になってしまった場合は、長期間の停電を余儀なくされるケースも多くあります。

そのため、災害時の備えとして考える場合は、ある程度大きな容量のものを選ぶとよいと言えます。また蓄電池は電力会社から供給される電気も貯めておくことができるので、容量が大きければ余剰電力だけでなく、安い深夜電力を貯めておくことも可能でしょう。

 

太陽光発電で使用される蓄電池の「kw」は、一度にどれだけの電気を使えるかという出力を意味しています。そして「kWh」は、一度にどれだけの電気を貯めることができるかという容量を意味するものになります。蓄電池の「出力」の選び方に関しては、災害で停電したときにどれぐらいの消費電力があればよいかを考えればよいと言えるでしょう。

そして「容量」は、余剰電力を目安にする方法がありますが、災害時の備えとして考えるのならより大容量のものを選んだほうがよいと言えます。

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